ダブルハート

性的マイノリティ:多重恋愛

くま君

くま君ともSNSで知り合い、
お試しにと、まずは公園デート。


もう、人がいい、と言うものが、服を着て歩いているようなもの。
ややぽっちゃりの、それでいてがっしり系体型、
人懐っこい優しげな笑顔、話し方もほんわか~。


で、私、気に入られちゃったみたいで、
その日から口説かれることになっちゃって…。
だけど、いい人って、なかなか異性として見られないんだよね。


それでも、くま君の口説き落とし勝ち、
次はホテルデートとなりました。


私も緊張したけど、彼の緊張が半端ない。
ホテルに行ったのはいいけれど、緊張でカチンコチン、
そんな緊張して、勃つはずもなく~。


男性ってデリケートなのね。


ようやく戦闘態勢になったものの、私の締めの強さに中折れ、
何だかダメ出ししちゃったようで、悪かった~。(笑)


それでもめげないくま君は、この後も執拗に私をデートに誘い、
いい人、と言うだけで、私は断り切れず、セフレ状態。


もちろんくま君には言いました。私、好きな人がいるってね。
だけど、彼にはそんなことなど関係なかったみたいで、
私に会えるだけでいいと、それ以上の贅沢は望まないって…。
この健気さがたまんない!


ところが、そんなくま君との関係にも暗雲が立ち込めちゃった。
よっちゃんの妬きもち。


付き合い始めたのはよっちゃんの方が先ではあった。
でも、よっちゃんとはたまにしか会わず、
くま君とのデートの回数のほうが多かったの。
それが逆転したのが去年の後半頃から。
よっちゃんに頻繁にデートに誘われるようになって、
よっちゃんの妬きもちが酷くなって、
あまりのよっちゃんの真剣さに引きずられてしまった私、
くま君の誘いを断るようになっちゃった。


もともとくま君はいい人ってだけで、
男性としての魅力をさほど感じてはなかったから。
それでもいいと押し切られたからデートしてただけだもん。
…悪女?


もし今くま君に強引に誘われたら?
男性としての魅力はあまり感じてなかったけど、嫌いじゃなかったので、
それどころか友達としては十分ありの人だったもん、
きっとのこのこ会いに出かけてしまうと思う。


まぁ、そんなことがないように、祈っておいてくださいね。(笑)